【書籍レビュー】とらわれる生き方 あるがままの生き方 大原 健士郎(著)

忘れてました~~

これまで、大原健士郎先生の本を
いくつかレビューしてきましたが
森田療法ばかり意識がいってしまいました。

こんにちは。編集部の”みょん”です。

今回は、改めまして、
まず大原健士郎先生の紹介から。

 
大原健士郎先生って、こんな人


1930年高知県生まれ。

東京慈恵会医科大学を卒業後、
南カリフォルニア大学精神科紹聘教授や
ロサンゼルス自殺予防センター特別招聘教授を経験。
浜松医科大学教授を経て、1996年に同校名誉教授。

自殺研究の第一人者として知られていて、
森田療法の継承者とも言われています。

森田療法に関する著書多数。

今回ご紹介する本もその中の一冊です。

 
この本の特徴


この本もまた、他の大原健士郎執筆の
他の書籍同様患者さんの事例を基にして
森田療法の解説をしたものです。

ただ、この本の場合は、どちらかというと、
ある程度症状が緩和して、日常生活に戻る直前
という段階の人の事例が多く見受けられます。

また、これまでレビューしたものよりも
大原先生の意見であったり、
自分自身の経験談を紹介する部分が
多くなっています。

 
森田療法を実践している患者さん


この本に出てくる事例の患者さん達は、
年齢も性別も家庭環境も様々です。

何らかのきっかけで心に異常を感じ
森田療法で治療を試みた人達です。

もちろん、そのきっかけも様々。

・高校の席替えで、後ろの席に座った男子生徒に
「嫌いだ」と言われた。

・長男が学校を休み、「妹ばかり可愛がる」と言い続けた。

・浪人生活中に、勉強に集中しようと
友達を作らずにいたら、孤独感を感じるようになり、
予備校に行けなくなってしまった。

・給食員として働き、 確認することが
日課になっていたが、 次第に確認癖が
強くなってしまい、出かけることができなくなってしまった。

他にも多種多様な事例があります。

ただ、どれも、日常生活の延長上にある
何気ないことがきっかけなのです。

ごめんなさい・・・

「何気ないこと」と言ってしまうと
心の病気を発症した経験のある人に
怒られそうですが、それを承知で
あえて書かせていただきました。

誰だって、日々生活する中で
嫌な気分になることもありますし、
腹が立つこともたくさんあります。

私の場合、接客業をしていますので、
嫌なお客様に遭遇し、内心は頭にきていても
表面上はニッコリと笑っていることは日常茶飯事です。

そんな自分を認めて許すこと、それが
森田療法の真髄である「あるがままに生きる」
ということなんです。

少し、自分に都合の良い解釈かもしれませんが(笑)

 
ネオ・モリタセラピー


大原先生によると、本来の森田療法とは、
森田先生一代限りだったようです。

その後は、森田先生の弟子達を中心に
その療法をどんどん発展(進化)させていきました。

以前であれば、
治療に採用されなかったであろう症例にも
用いられるようになりました。

それは、『ネオ・モリタセラピー』と
呼ぶのがふさわしいと述べています。

大原先生も様々な患者さんを相手にしながら
森田療法の発展に貢献してきました。

森田療法の本質は、
体験的理解だと言われています。

そして、自己実現のための創造性という側面も
持っていると言われています。

大原先生は、『体験的理解』と『自己実現のための創造性』、
この二つを統合し、『創造的体験療法』だとしています。

体験を通じて「生の欲望」を思い出し、
自己実現を目指すことが大切なわけです。

でも、これって・・・
森田療法の患者さんじゃなくても
私たちみんなにとっても大切なことですよね。

 
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