【書籍レビュー】「妬み」を「強さ」に変える心理学 加藤 諦三(著)

強くなること!

著者 加藤諦三さんが、
この本で一番伝えたいことは
この一言に要約されます。

私を救うものは政治ではない。
私を救うものは学問ではない。
私を救うものは宗教ではない。
私を救うものは恋ではない。

私を救うものは親ではない。
私を救うものは友人ではない。
私を救うのは私自身なのだ。

方法はただ一つ。
たとえ現実がいかに悲惨でも、
あるがままに現実を認識し、
それを克服すること。

現実は逃れようがない。
現実は克服する以外にないのだ。


これはこの本のあとがきです。

どんな現実もまず、受け入れてからしか前に進めない、
その現実への向き合い方、受け入れ方、
そして、それらを越えて強く生きて行くための本です。

上記の文章に少しでも興味を
持った人は、読んでみることをオススメします。

 

<流行りの本>行動出来ないパターンにはまっていませんか?


今、多く売られている本には、

「あなたはありのままでいいのです。」
「今まで辛い中、よく頑張りましたね。」

といった、ありのままの自分を優しく受け入れよう
といった本や、優しく励ましてくれるようなことが
書いてある本がありますよね。

実際にそのような本を読んだことがある人も
多いのではないでしょうか?

そのような優しく、傷ついた心を包み込み、
労わってくれるような本は、実際に読んでいて、
癒された気がするし、安心します。

「不幸だと嘆いている自分を受け入れて貰えた。」

「自分を認めて貰えた。」

と思えて、いい本に出合えて良かった!

明日から変われる気がする!

と一時的には気分が上昇し、何でも出来る気がする。

しかし、次の日にはまた変わらない日常に戻っていく…。

このパターンを経験したことがある人、
いますよね。

これが、行動出来ないパターンの代名詞では
ないでしょうか。

 

この本は今までの本とは違う!行動出来るパターンとは


この本には、今流行りの本のような、
読者を受け入れて慰めてくれるようなことは書いてありません。

この「妬み」を「強さ」に変える心理学は、
そのような優しい本とは真逆の本だと言えます。

「あなたはありのままでいいのです。」

→ありのままの自分を受け入れて、向き合い、そして
そこからどうするのかを、自分の力で考えなさい。

「今まで辛い中、よく頑張りましたね。」

→辛い中、今まで生きてきたあなたは偉い、
これからも数々の困難が待ち受けているが、
人生は耐え忍び、自己成長が大切。

強くなり、向き合っていくしかないことに
気が付きなさい。

このような、向き合わなくてはいけない、
でも向き合いたくない現実に向き合い、
強く生きることを説いた本が、
この「妬み」を「強さ」に変える心理学です。

人生は嘆いていても、誰も変えてくれない。
本当に自分を救えるのは自分だけということが、
分かり、行動に変えていくことに繋がります。

 

この本を読んでの感想


この本を読んでみて、
優しく包み込んでくれるような本ではないが、
現実と向き合わせてくれる、
向き合う勇気を与えてくれる本ではないかと思いました。

私自身もこの本を読んで、
自分自身の甘えていた部分、逃げていた部分を
認識することができました。

結局は自分の人生は
泣いても、喚いても誰も責任を
取ってはくれず、全て自分で責任を負い、
生きていくしかない。

だからこそ、ありのままの自分を、状況を
受け入れ、進んでいこう。

「強くなること!」
人生は自分で良くしていくしかない。

とてもいい本です。
一度読んでみることをオススメします。

 

さらに良い人生を送るために


ここまで読んで頂き、
ありがとうございます。

この記事で紹介している本は、
耳が痛いことも書かれていますが、

学ぶことが多い本ですので、
是非、読んでみて下さい。

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