【書籍レビュー】「心の病」その精神病理 大原 健士郎 (著)

最近、ワケもなく身体がダルい。

調子がなんとなく悪い。

 

もしかしたら心の病気なのかも・・・。

 

身体の健康診断は受けられても、“心の健康診断”は、ほとんど聞いたことはありませんよね。

でも、心の病気も立派な病気。

 

本書は、病院に行く前に、一読の価値ありです。

 

 

この症状、病気かな?


こんにちは。編集部のゆうこ☆です。

 

目に見えないから判断しづらい心の病気。

それに関する書籍を、当サイトでもたくさんご紹介してきました。

 

そんな中、本書『「心の病」その精神病理』はかなり専門的です。

にもかかわらず、とても読みやすいんです。

 

もしあなたが、自分(または身近な人)が、うつ病かも?と少しでも思うなら、ぜひ手に取ってみて欲しい本です。

 

専門的な知識がなければ、相手の心の変化が正常か異常か判断することは難しい。

(中略)

「家庭の医学」のような本が出回っているが、神経症の項を読めば、自分も神経症のように思えるし、
(中略)

混乱している人も多いのではないかと思う。

 

(まえがきより)

 

心の病気にも色々な種類があります。

本書では、それを詳細にわかりやすく解説しています。

 

うつ病の症状の他、以下のような症状について学ぶことができます。

【一例】

・神経症
・ヒステリー
・依存症
・睡眠障害

 

これらを専門知識がなくても、わかりやすく知ることができるのが本書の特長です。

症状例として、老若男女の行動が挙げられているから読みやすいんですね。

 

 

“生の欲望”が強いと神経症に!?


ゆうこ☆が、本書の中で最も興味深く読んだのが、“神経症”の項目です。

神経症とは、ノイローゼとも言われています。

 

その病状は、詳しくは本書を参照していただくとして、これ↓興味深くありませんか?

「生の欲望」とは、「長生きしたい」「病気になりたくない」「人にほめられたい」「出世をしたい」
(中略)

など、もろもろの欲望を総称したものである。

(94ページ)

 

神経症になりやすい神経質傾向を持った性格の人は、ことさらに「生の欲望」が強い。

(95ページ)

 

 

生の欲望とは、人間なら誰もが持っているものだそうです。

一般的に考えて、生の欲望が強いということは、生き生きとしているということですよね。

 

神経症になるのは、生き生きした元気な性格と裏表ということなんですね!

そう考えれば、たとえ神経症の疑いがあったとしても、前向きになれるような気がします。

 

 

心の病気はどうやって改善できるの?


本書では心の病気を治す方法も解説しています。

方法というよりも、ヒントと言った方がいいかもしれません。

 

あくまで、心の病気は専門家が診るべき、というのが著者の主張ですから、本書は自己診断の手引きなんですね。

 

心の病気を治す方法として本書に挙げられているのは以下の二つ。

・精神療法
・薬物治療

 

その中で著者が注目するのは“森田療法”です。

 

性格は一朝一夕で変わるものではない。

(中略)

欠点は努めて表面に出さないようにし、長所を伸ばすように指導する。

(103ページ)

 

↑が、森田療法のひとつの指針です。

 

無理に性格を変える必要はなく、自分はそのままで良いと言われているようで安心します。

 

 

この記事のまとめ


 

本書の注目ポイントをまとめました。

・心の病気の予防ができる
・病気の症状や事例がわかる
・心の辛さを軽減するヒントになる

 

精神的・肉体的な悩みを持つあなたは、本書が救いの神になるかもしれません。

 

 

潜在意識を120パーセント活かす


 

辛い毎日、自分を変えたい。
でも、病院に行くべきかは迷ってしまう。

 

そんな時は、インターネットで症状を検索したり、本書のような本を読んだりすることがありますよね。

それでも症状は改善せず、つらい日々は続く・・・。

 

“潜在意識”があなたを救うかもしれません

 

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