「自分に厳しく、他人に優しく」
しばしば言われるこの言葉。
でも、「自分にやさしく生きる」と聞くと、
自分に甘く生きたらダメなんじゃないの?
なんて、思ってしまいそうです。
しかし、やさしさと甘さは別もの。
自分にやさしく生きるということはカンタンではなく、
努力や気付きが必要なもの。
本書を読んで、私が感じたのはこのことです。
幼少期の体験が自分を作る
こんにちは☆
ゆうこ☆です。
突然ですが、あなたにはこんなイヤな思い出がないですか?
物心ついたばかりの頃、
周りの大人に「お前は○○○なヤツだ」と否定された。
学校の同級生に、ちょっとした一言で
傷つけられた。
もう何十年も前のことなのに、
つい昨日言われたかのように鮮明にイヤな記憶として
残っている、なんて方は多いのではないでしょうか。
生まれてから成人するまでの20年間と、
中年以降の20年間とは、同じ人生の20年間であっても
その感覚は全く違います。
生まれてすぐ、人間はものすごいスピードで
色々なものを吸収します。
「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、
心理学では、3歳までに人間は性格が出来上がるとも
言われているそうです。
生まれてから首が座り、はいはいして立ち上がり、
言葉をしゃべることができるまで1~2年。
大人の2年とは比べ物にならない成長ぶりを思えば、
幼児期の性格形成はリアリティがありますよね。
本書「自分にやさしく生きる心理学」では、
その幼少期の影響を繰り返し説いています。
特に、親から子どもに与える影響を、
自らの体験を赤裸々に語りつつ、
わかりやすく伝えてくれます。
「父親への敵意に気付いたとき私はやっと楽になった」(第一章)
「子離れできない親の恩着せがましさの裏にあるもの」(第六章)
などの項目でも分かる通りです。
自分にやさしく生きるために過去の自分を知る
筆者が、幼少期の体験にこだわるのは、
「熱い人生をおくるため」「自分にやさしく生きるため」
には、自分を知ることが第一と考えているから。
自分の背景にあるものを知ることで、
人は自分自身がわかるようになり、
問題の原因にも気がつけるようになる。
そうすると、ラクになる。
ラクになって自分を認めることができれば、
熱いやりがいのある人生がおくれる。
それが筆者の主張です。
そうはいっても、
「自分を知るなんて難しい!」
と思ってしまうかもしれませんね。
とくに、幼少期の体験や親との関係は、
灯台下暗しでなかなか気が付きにくいものです。
でも、本書を読めば、
その難しさも少しラクになるかも。
筆者の体験が具体的に書かれているため、
自分と比較しながら読むことができるのです。
筆者・加藤諦三はこんな人
加藤諦三(ていぞう)さんは、1938年生まれの大学教授。
東京大学を卒業して、ベストセラーの本を書いたり、
だくさんの賞をもらったりと、
いわゆる「勝ち組」人生に見えます。
しかし、本人は自分のことを否定して生きてきた、
と告白します。
「私は神経症的な生き方」
「人にバカにされてきた青春時代」
ということが、本書「自分にやさしく~」に
告白されています。
本書の副題は「やっとつかんだ私の人生」といいます。
行動力がすごく、エネルギーに満ちた仕事っぷりの
加藤諦三さんが、
かつての自分に「やさしく」なって、
いかにして前向きに生きられるようになったのか。
そのリアルな体験を通して、人生に大切なものを
学ぶことができるのが本書です。
こんな人はぜひ読もう
私、ゆうこ☆が考える、
本書を読むと良い人は、こんな人です。
・自分を変えて本当に素敵な人生をおくりたい。
・なんとなくつらい日々の原因を知りたい。
たとえばこんなふうに、
自分自身を変えたいという人にとってのみならず、
こんな人にも。
・身近な人の悩みの原因を知りたい。
・周りの人の本当の気持ちを知って上手に付き合いたい。
・子育てを成功させたい。
・子どもとの関係を良好にしたい。
家族や会社の仲間など、身近な人とのつきあい方の
ヒントになるのも、本書の優れたところなのです。
自分を変えて、周りも幸せにする。
そんなやさしい人生の一歩を踏み出してみませんか。
ここまでこのレビューを読んでくれた
あなたは、本気で人生を変える勇気と才能を
もった方です。
中途半端な気持ちでは、
本書を読んだとしても、100パーセント
活用できるとは限らないですよね。
でも、真剣なあなたなら、
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